Le Restaurant

亭主 田窪竜馬

たくぼ りゅうま

画家である父の仕事の関係により、幼少期をフランスで約八年間過ごす。

十七歳より福岡にて板前修行を始め、割烹、ホテル、料亭など、さまざまな現場で研鑽を積む。

店への想い ー 田窪 竜馬

Hyotan

幼い頃より料理人になることを夢見てまいりました。

駒つばきの店構えは、かつて日本料理店「ひょうたん」として三十年にわたり、パリのお客様の舌を魅了してきた場所です。

当時の亭主であった白井氏に強く心を打たれ、その生き方と料理に深く影響を受けました。

白井氏の勧めにより、日本での板前修行を決意し、多くの素晴らしい料理人、そして恩師の方々のもとで教えを受けその教えを胸に日々研鑽を重ねてまいりました。

修行を終え白井氏のもとへ戻る決意をした矢先、突然の訃報に接し、彼の意志と店を継ぐことを心に誓いました。

二十年ぶりに戻ったパリでは、日本料理界の重鎮・木野氏との運命的な出会いがありました。

その料理哲学に深く共鳴し、共に店を営むことを決意。四十年にわたりパリのお客様に愛されてきた木野氏の料理と精神を、間近で学ばせていただきました。

2025年冬、木野氏が逝去されました。

二人の恩師への深い感謝と敬意、そして料理人としての原点である夢と想いを胸に、これからも「駒つばき」を、お客様に長く愛される店となるよう、誠心誠意精進してまいります。

料理長を務めていた料亭「柚子庵」では、ミシュランガイドにて一つ星を獲得。

2016年、自身の店「駒つばき」を開店。

持ち前のフランス語と、長年培ってきた料理の技を生かし、心を込めたおもてなしをさせていただいております。

隠れ家的空間

駒つばきの料理にふさわしい空間のコンセプトとデザインは、一級建築士・中村隆一先生によって構想されました。

京都ご出身の中村先生は、日本古来の様式からコンテンポラリーなデザインまで、幅広いコンセプトを手がけておられます。

店内は全体的に明るめで落ち着いたトーンにまとめられ、かすかに香る日本杉や、ヒノキ白木の柾目を用いたカウンターなど、随所に日本の素材の美しさが感じられます。これらの木材はすべて京都で製作され、取り寄せたものです。

田窪の父である画家・恭治氏が描いた椿のふすまによって、他の空間とやわらかく隔てられた和室は、座り心地の良い掘りごたつ仕様となっており、最大八名様までご利用いただけます。

また、長年にわたり亭主自らが集めてきた日本の陶器や磁器の器を用い、料理を味わうだけでなく、目でも楽しんでいただけるひとときをお届けしたいと願っております。

階段を上がると、そこにはパリの喧騒から切り離された、洗練された日本の空間が広がります。

割烹ならではの、料理人との会話やお酒をゆっくりと楽しんでいただける特別なひとときです。

お席は三つのスタイルをご用意しております

料理人の技を間近に感じながらお食事を楽しめるカウンター席、静かな空間でゆったりと過ごせるテーブル席、そしてご家族や親しいご友人との会食に最適な和室です。

又和室は5名様から貸切とさせていただいております(最大8名)。尚、少人数に関しましては真ん中で仕切りを立てた相席となります。

少人数での和室の貸切はお部屋代を頂戴しておりますので事前にご相談くださいませ。

なかでもカウンター席は大変人気がございますため、ご予約はお早めにお願いいたします。